スライド蝶番とは
スライド丁番(蝶番)とは、開き扉や蓋など開く扉を支え開閉できるようにする部品の種類の1つです。現在収納丁番の70パーセント以上に使用されているメジャーな製品です。このページでは、どのスライド丁番を選べばいいか、の参考になる情報を記載させていただきます。
スライド丁番の種類
スライド丁番は大きく分けて2種類あります
アウトセット(半かぶせ・全かぶせ)
扉が本体の側板に覆いかぶさるように動作する形です。アウトセットと言います。扉のかぶせ方により半かぶせ、全かぶせの2種類に分かれます。
半かぶせ
扉が側板に半分ほど覆いかぶさる形になります。
全かぶせ
扉が側板に全部覆いかぶさる形になります。
インセット
扉が本体の中に納まるタイプです。扉のタイプにより調節がシビアになります。
カップ
スライド丁番の図の○のところの大きさです。扉に空いてる穴に入ります。
カップ数は大きく3つの規格に分かれますが、メーカーにより規格が違う場合がありますので、丁番を購入する前に扉のカップ数を計ってから購入すると間違いないです。
- 26mmカップ(一番小さいサイズ。メーカーにより規格が違う場合があります。メーカーにより取り扱っていない場合があります)
- 35mmカップ(ポピュラーサイズです。多くが35カップになります)
- 40mmカップ(大きな扉や特殊な開き角度で使用されています)
- 他にメーカー独自規格があります
カップの測り方
扉の穴を測るか、交換するスライド丁番を計ります。
オート丁番
オート丁番だと途中で手を放してもゆっくりと閉まり、本体に「バン!」とぶつかることがありません。
まとめ
本日は扉の開閉金具である「スライド丁番」の種類について解説させていただきました。丁番が壊れたりして交換しなければいけない時に、どの丁番を選べばよいかの参考になれればうれしいです。